
一般公開開始。今年6〜8月に水素エネルギーに関するセミナーやイベントを開催する予定です。
■概要
株式会社バンテック(代表取締役:鈴木和芳 本社:栃木県那須塩原市 以下、バンテック)は、NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)事業初となる太陽光発電と水素製造貯蔵装置の一体型システムを開発しました。栃木県那須塩原市戸田調整池に太陽光パネル(20kW)を設置、その電力を利用して水素発生装置を稼動させ、その水素を水素吸蔵合金タンクへ貯蔵します。従来の電機系統や蓄電池のように電気をダイレクトに溜めるのではなく水素として貯蔵し、オンデマンドで利用する新しいシステムです。天候に左右される自然エネルギーの不安定さを、水素として貯蔵し燃料電池で発電をすることで克服し、安定した電力供給を実現し、またクリーンエネルギーとしてCO2削減に貢献していきます。
今年3月から運転を開始、システムの一般公開もしています。将来、このシステムを全国的に広めていきたいと思っています。

システム概要
太陽光発電からの余剰電力を利用して水の電気分解をします。生成された水素を貯蔵し、太陽光発電が不安定な時や夜間の電力を燃料電池から供給します。
■仕様
太陽光パネル 20kW
水素発生装置 アルカリ型水電解発生方式
最大水素発生量 2.4Nm3/hr
水素発生圧力 0.4MPa
水素貯蔵システム 28Nm3 (水素吸蔵合金20Nm3 / カードル 8Nm3)
水素貯蔵圧力 0.4MPa
最大水素貯蔵量 28m³
燃料電池システム PEFC 出力1.0kVA
システムフロー概要


太陽電池パネルと水素燃料電池システムの設置全景
■概要 設置場所:那須塩原市 戸田調整池(水力発電所 (300kW)
太陽電池パネルには「水を求めて」という装飾をしています。これには一つの思想が背景にあります。
那須塩原市には、「那須疎水」という水のインフラが約400年前から存在しています。その歴史から新しいエネルギーを生み出そうという思想からここで「水の電気分解、水素エネルギーのインフラ構築」を掲げました。

太陽電池パネル (ロゴ周辺部分にパネルを設置)

このシステムを利用して、化石燃料に頼らない持続可能なクリーンエネルギー社会のモデルケースを地元栃木那須で構築していきます。将来的には二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーを活用し「環境にやさしいまちづくり」を実践し、地元の人々への自然、地球環境への関心がより強くなることを期待します。構想としては戸田調整池に自然エネルギー、燃料電池についての学習施設建設を予定しており、地元だけでなく県外からも那須へ訪れてもらい、また、将来はこの那須の自然エネルギー施設を中心に多種多様な業者が参入し、この事業から多くの有益な事業が生まれることを願っています。
土地改良区連合である水土里ネット那須野ヶ原の協力を得て、この戸田調整池周辺を自然エネルギーと水素エネルギーを利用して「環境最先端のまちづくり」に貢献していきます。
■水土里ネット那須野ヶ原
代表者:渡辺 喜美
所在地:栃木県那須塩原市接骨木447-8 〒329-2807
HP:http://www.nasu-lid.or.jp/top/top.htm
E-mail:info@nasu-lid.or.jp
■株式会社バンテック 概要
代表者:鈴木 和芳
所在地:栃木県那須塩原市二区町321番地
電話:0287-36-3398(代表)
設立:平成4年8月(創業:昭和23年1月)
<本件・本製品・現地見学に関するお問い合わせ先>
株式会社バンテック エコシステム部 間島・鈴木
Tel:0287-36-3398
Fax:0287-36-3397
E-Mail:info@vantec-jp.com